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BRM401千葉400kmクラシック

1. Summary

Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
Start -> PC1 39.4 km +508/-500 m 04/01 09:00 04/01 10:45 1.75 H 04/01 08:54 04/01 10:39 1.75 H
PC1 -> PC2 50.3 km +638/-622 m 04/01 11:00 04/01 13:15 2.25 H 04/01 10:55 04/01 13:06 2.18 H
PC2 -> PC3 51.7 km +575/-457 m 04/01 13:30 04/01 15:45 2.25 H 04/01 13:28 04/01 16:03 2.58 H
PC3 -> PC4 60.0 km +888/-1,008 m 04/01 16:00 04/01 18:45 2.75 H 04/01 16:49 04/01 19:49 3.00 H
PC4 -> PC5 59.3 km +1,009/-887 m 04/01 19:00 04/01 21:45 2.75 H 04/01 20:30 04/01 23:50 3.33 H
PC5 -> PC6 51.8 km +347/-462 m 04/01 22:00 04/02 00:15 2.25 H 04/02 00:41 04/02 03:59 3.30 H
PC6 -> PC7 50.4 km +564/-579 m 04/02 00:30 04/02 02:45 2.25 H 04/02 04:24 04/02 07:14 2.83 H
PC7 -> Finish 41.7 km +452/-461 m 04/02 03:00 04/02 05:00 2.00 H 04/02 07:41 04/02 10:12 2.52 H
Start -> Finish 405.3 km +4,981/-4,976 m 04/01 09:00 04/02 05:00 20.00 H 04/01 09:00 04/02 10:12 25.20 H

25.20Hにて認定完走。

2. Equipment

服装。

  • Rapha Pro Team Training Jacket.
  • Rapha Pro Team Winter Tights with pad.
  • UnderArmour ColdGear Compression.
  • ASSOS early winter glove.

バイク収容。

  • Apidura Road Frame bag small.
  • ORTLIEB Saddlebag L.

服装は最低気温を優先的に考慮。夜を徹して走るため、グローブも厚手のものとした。
追加の防寒具は、ウインドブレーカで凌げると想定。ただ万一のために、mont-bellのGORE-TEXレインジャケットを持っていった。
レインジャケットはSaddlebag(L)に収容できず、シートチューブ側のケージに。
Saddlebag(L)の中身はスペアタイヤ、エマージェンシーブランケット、輪行キット、パンク修理キット、予備チューブ(2)。工具とハンドポンプはFramebag(S)へ。
このまま600も出られそうだけれど、もう少し、各バッグの中身は減容量の製品を選んでいい気もする。
バイクの変更点はとくになし。ライトは気まぐれにGENTOS閃355を追加。前照灯はvolt1200, RL540, 閃355の3灯体制。全部を点灯する機会はほとんどないが、大した重量でもなし、装備は安全に振っておく。

3. Schedule

不穏極まる前日の様子。
スケジュール作成時の、今回のBrevetの目標走行時間は20.0H。
前回3年前の瀬又400の実績は24.5Hで、当時の悪天候を加味しても、努力目標に近い数字。
スケジュール作成は、0.25Hの休憩時間捻出のために、グロス20.0km/h計算から0.25Hを引いた。それだけ。前回、前々回の区間実績がかなり上向きなので、休憩時間はいずれかの区間貯金でもう少し取れるだろう、と見込んでいた。
気懸かりは前日夜間に降り、出発前まで降っている予報の雨。そして4月初頭と思えない低気温。
結果論だが、夢見がちどころか仮眠から凍死しかけたし、なんならオフトゥンで夢を見ていたほうが良かったんじゃねぇかと、いまでも思う。

4. Actuals

4-0. 袖ヶ浦海浜公園

前日の相模原市の降雪注意報は、いつものように山間部のこと。橋本は路面凍結もなく、保土ヶ谷バイパスからアクアラインを渡って袖ケ浦市へ。
いつもの海浜公園、車外に出れば、予報と想定を裏切る寒さと雨脚。そして風。
受付を済ませるときに見たリストには、いつもより多めのDNS。そらそうか。ぼくだってオフトゥンのなかでDNSを決められなかったから、ここにいる。
まずは、午前を我慢の子。着ずに済ませるつもりのレインジャケットを、防寒のために着た。

4-1. Start@袖ケ浦海浜公園 → PC1"セブンイレブン富津更和店"
Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
Start -> PC1 39.4 km +508/-500 m 04/01 09:00 04/01 10:45 1.75 H 04/01 08:54 04/01 10:39 1.75 H

AJ千葉お馴染みの区間袖ケ浦市を南東に、マザー牧場のある鹿野山を越えた富津更和までの道のり。
雨のなか、ぼう、と吐く息がやたらと白い。しくじったな、と思ういくつかの事柄のうち、最たるものは、雨具(下)がなかったことだった。
着膨れした上半身は温かい。脚を温め続けるためのカロリーはどのくらい必要になるのだろうか。補給と消費。そのサイクルに胃腸は何処までついてこられるのだろうか。
鹿野山を越える。濡れた路面と、たちまちに奪われる熱に怯えて、下りはゆっくりだった。
PC1には予定どおり。区間の予定と実績の乖離が縮まるのは良いことなのだけれど、20.0Hへの貯金はゼロ。序盤にして追い込まれている。

4-2. PC1"セブンイレブン富津更和店" → PC2"セブンイレブン白浜滝口店"
Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
PC1 -> PC2 50.3 km +638/-622 m 04/01 11:00 04/01 13:15 2.25 H 04/01 10:55 04/01 13:06 2.18 H

区間と同様に、お馴染みの区間。志駒川渓谷は緩やかなアップダウンを繰り返す登り基調。
このときには、グローブも、シューズも、すっかり浸水していた。カバーのない足首から先は深刻で、つま先の感覚は鈍く、タイツの裾から露出する足首は赤紫色。
タイツは浸水せず。悪天候での快適性を売りにしたアイテムで、撥水性は知っていたが、これは良いほうに想定外。
だが断熱性は別。下半身から熱が逃げていっているのが、よく分かった。
PC2にも予定どおり。昼を過ぎて雨は弱くなった。セブンイレブンの狭いひさしの下に逃げ込まなくてよいくらいには。

4-3. PC2"セブンイレブン白浜滝口店" → PC3"ミニストップ君津笹店"
Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
PC2 -> PC3 51.7 km +575/-457 m 04/01 13:30 04/01 15:45 2.25 H 04/01 13:28 04/01 16:03 2.58 H

PC3に着いて雨が止まなかったら、いよいよDNFしてやろうと思いつつ。
白浜町から鴨川市までの海岸線には、あまり良い思い出がない。貝殻の小さな破片にタイヤを貫かれたり、砂に目を打たれたり。
風向は安定せず。ただし雨天のため追い風にはならず。
PC3には0.25H遅れ。
健闘もここまで。雨は止みかけだが、じきに日が没する。もう気温は上がらない。最低でもウェットコンディション。下手すりゃ夜明けは凍結。予定どころか完走を危うくする外的要因が多過ぎる。
DNFも検討した。袖ヶ浦海浜公園までの距離が40kmあり、道中は自走必須と知れて諦めたけれど、諦めるにも時間が要るくらいだった。結局、決めの問題は棚上げにして、PC3で1.0Hの休止を決める。
止めるならと、避けていたオイリーな食事だって摂っちゃう。

だが割り箸にこころを折られる。
そして。止めても止めなくても、いますぐのぼくは少しも楽にならない。同じなら、止めるのは止めていい。

4-4. PC3"ミニストップ君津笹店" → PC4"ファミリーマート市原瀬又店"
Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
PC3 -> PC4 60.0 km +888/-1,008 m 04/01 16:00 04/01 18:45 2.75 H 04/01 16:49 04/01 19:49 3.00 H

復路にも1.0Hの大休止を充てるつもりで、22.0Hへリスケで走り出した。
三石山は早くももやが掛かり始めていた。深夜から明け方には、真っ白になるんだろうか。
少し雨に打たれて、進むうちに雨は上がり、遂に乾いたアスファルトの路面が見え始める。12時間遅えよ。あとEdge810停まるんじゃねえよ。
このころから、股下から小鳥の囀りが聞こえてきていた。オイル切れ。ああもう世界滅ばねえかなあ。
PC4まで残り15kmを切る。10kmを切る。5kmを切る。……誰ともすれ違わない。道を間違えた?
そして。誰ともすれ違わずPC4へ。結構な数の蛍光ベストが、コンビニ前にたむろっていた。
ぼくがPC3で取った大休止を、先頭集団はPC4で取っていたかららしい。まさか先頭集団に追い着くとは思いもよらず。

4-5. PC4"ファミリーマート市原瀬又店" → PC5"ミニストップ君津笹店"
Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
PC4 -> PC5 59.3 km +1,009/-887 m 04/01 19:00 04/01 21:45 2.75 H 04/01 20:30 04/01 23:50 3.33 H

星空は最高に綺麗で、股ぐらからは小鳥が囀り、やっぱりEdge810は停まりやがり、ぼくの口から呪いが途切れることはなかった。
千葉の中央以北は、雨は早々に上がっていたらしい。StartからPC3までは、雨雲を追い掛けたんだか一緒に進んじゃったんだか、被害を多くかぶりにいくタイミングだったか。
PC5にはかなり遅れた。出力は上がらず、少しの坂にも身を捩って踏んでいくような有様。夜更けには少しだけ早い、いつも起きている時間だというのに。気力も萎えたわけではないのに。身体の鈍さが、ペダルにぶち込んでいる出力が、逸るこころに身体がついてきていない。
22.0Hはもう無理筋だった。区間の所要時間だけ注視して、明日の正午までに戻っていればいいや、と切り替えた。
余談だが、PC5に辿り着いてEdge810のActivity保存先を内部ストレージへ変更してみた。SDカードも新調してまだ停まるなら、SDカードへのI/Oを疑ってみる。

4-6. PC5"ミニストップ君津笹店" → PC6"セブンイレブン白浜滝口店"
Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
PC5 -> PC6 51.8 km +347/-462 m 04/01 22:00 04/02 00:15 2.25 H 04/02 00:41 04/02 03:59 3.30 H

眠い。鴨川有料道路を下りながら、仮眠場所を探す。
道の駅鴨川オーシャンパークに仮眠場所を探してみたところ、深夜も開放されている休憩所を見つける。暖房なし石床の上でも、身体を伸ばして寝転がれるだけで、仮眠の魅力は格段に上がる。……個人調べ。
仮眠から起きてコーヒーしばいて行くかと立ち寄ったコンビニで、警官に声掛けされ、その始終をtweetしようとして。あっ。

\カーン!/

スマホがディスプレイを接地面にして落ちる。あー、と感情の起伏乏しくスマホを拾い上げて動作チェックを始める、こころの擦り切れ具合が、たいへんBrevet的でよろしいが、ともあれ、以降、tweetもMapも見られなくなった。
そして目覚まし時計が使えないから、仮眠も難しくなった。

4-7. PC6"セブンイレブン白浜滝口店" → PC7"セブンイレブン富津更和店"
Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
PC6 -> PC7 50.4 km +564/-579 m 04/02 00:30 04/02 02:45 2.25 H 04/02 04:24 04/02 07:14 2.83 H

だが次の区間で、起きられなかったらもういいやと、夜明けに道端で仮眠を試みる。5分後に、身体の震えに驚いて飛び起きる。さすがに0℃環境は無理かー……。
PC6で会話したところで聞くと、自分以外にも道端仮眠を試みたランドヌールは数名いた模様。30分くらい寝ましたよ、と言うけれど、よく寝られるな、放射冷却現象真っ只中の道端で。
改めて区間の所要時間を確認する。こなすべき予定からは当然遅いが、顔を覆いたくなるほど遅くもない。仮眠しなくてもいいように、前1週間から準備すべきだなあと反省しきり。

4-8. PC7"セブンイレブン富津更和店" → Finish@袖ケ浦海浜公園
Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
PC7 -> Finish 41.7 km +452/-461 m 04/02 03:00 04/02 05:00 2.00 H 04/02 07:41 04/02 10:12 2.52 H

去年の茂木600時計回りは、鹿野山を30分で突破したんだっけか。よく脚が残っていたなと、今回は無表情で俯いてペダルを回し続ける。
夜が明けてしまえば眠気も気にならなくなった。気温も上がってきていたけれど、レインジャケットを脱げるほどじゃなかった。たぶん体温が低いのだ。
袖ケ浦市街から最後のヤシの木の並木を抜けるとき、北風に叩かれる。今回は風にも恵まれなかった。次回BRM415は世界に愛されたい。

終えて。緊張の糸が切れぬ間に、帰路へ着く。
なにせこれから、溜まった家事にスマホの機種変をせねばならんのだ……。

5. PostScript

80名エントリーに対して23名?の完走。一番時計が23.0Hごろというから、今回は苛酷だった。400kmはもうちょっと完走率高かった気がする。
道中、気になったのは、Framebag(S)は防水ではないこと。降った時間こそ長いが、雨量は大したことがなかった。にも関わらず濡れて変色していたから、個人的には防水タイプが欲しい。モバブ入れてるから、尚更であったり。
レインジャケットを終始着ていたとはいえ、ポケットの革財布はしんなり。自転車用のワレットは作らなきゃいかん気がする。だいぶ前に、革財布が浸水してジャージに色移りしたんだよなあ。紙幣も茶色く染まって自販機通らんくなったし、ポイントカードは全損したし。
タイヤは傷らしい傷もなく400kmを終えられた。Vittoria OpenCorsaを引き合いに出すのは違うのかもだけれど、アレはBrevetいっぱつ終えると、ゴムに小さな裂け目が複数できてたからなあ。

機種変を済ませたあたりからマイクロスリープな日曜日だった。地震でも起きたかのように身体がかくかく上下に揺れるのよね。寝てた。