BRM120西東京200km三浦半島

1. 予定と実績

Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
Start → PC1 41.5 km +258/-360 m 01/20 06:00 01/20 08:00 2:00 01/20 06:00 01/20 08:03 2:03
PC1 → PC2 76.9 km +715/-683 m 01/20 08:15 01/20 11:45 3:30 01/20 08:19 01/20 12:04 3:45
PC2 → PC3 49.6 km +344/-373 m 01/20 12:00 01/20 14:30 2:30 01/20 12:26 01/20 14:44 2:18
PC3 → Finish 36.6 km +250/-152 m 01/20 14:45 01/20 16:30 1:45 01/20 14:51 01/20 16:57 2:06
Start → Finish 204.6 km +1,567/-1,568 m 01/20 06:00 01/20 16:30 10:30 01/20 06:00 01/20 16:57 10:56

ちょっとずつしくじってリカバリ出来んくなった残念な結果に。まあ、認定内完走ではあるけれど。

2. 装備類

服装。

  • Rapha ProTeam Training Jacket
  • Rapha Pro Team Winter Tights with pad
  • UnderArmour ColdGear Compression
  • HIRZL GRIPPP! TOUR THERMO

バイク収容。

  • Apidura Road Frame bag small

追加にウインドブレーカだけ持っていった。新規投入はGRIPPP! TOUR THERMOで、今年の冬から使ってる冬季用グローブ。
収容はFramebag(S)のみ。300kmまでであればFramebagとツールボトルで運用できるから、ORTLIEB saddlebag microは今回は利用せず。アダプタを取りつける手間を後回しにしていたら、準備に間に合わなかったんだけども。
ほか、WANDERLUSTを財布で運用開始。ジャケットのバックポケットをひとつ節約出来、まあ、このメリットも小さくなかった。
次回に向けて装備の見直しには経験値の多いBrevetだった。

3. コース・スケジュール

受付開始5.5H前に事務所を出る始末。スタート地点が自走で行ける範囲で本当によかった。
ともあれコースに関しては以下のとおり(引用元 AJ西東京)。すっごい個人的なところで、Ride with GPSに切り替えてくれたのはたいへん有り難い。RouteLabは残念だけど役目を終えていると思う。

三浦半島を海岸線沿いになぞって周る200kmで、総獲得標高は1,567m。走り終えてみれば実績値は914mとさらに低い。難易度のほとんどを支えていたのは、川崎→横浜→横須賀と続く都市部の、狭い間隔で置かれた信号峠だった。
スケジュールは昨年と変わらず。基準値はグロス20.0km/hで、時間管理は0.25H単位。各PCの所要時間は0.25Hで据え置いた。
ざっくりはPC2までに通る信号峠区間を予定どおりに走り抜けられれば、後半戦はタレてもまあ、なんとか、なるんじゃあないかなという見込み。いまの脚力と心肺では、これも無事にこなせるかが危ういほどであった。
実際、0.5Hほど遅れてのFinishであり、予想より脚力も心肺もついてこなかった結果である。

4. 各区間の所感

4-0. 淡嶋神社公園

25:30に帰宅して26:00に就寝、28:30に起床して29:00に家を出た。もうちょっと寝たい。エントリーを済ませてブリーフィングを聞きつつ。

車検も問題なし。去年からは、尾灯をTL-LD570-R|CATEYEに更改した以外に変更なし。TL-LD650|CATEYE(RAPID5)がEOSになっていたので切り替えた。まだ点くけど自動点灯モデルには劣る。日中もトンネルなんかは点けたいし、出来れば尻の下に手を伸ばさないでいたい。 Edge810が停まらないことを祈ってスタート。

4-1. 淡嶋神社公園 → PC1.セブンイレブン鶴見市場富士見町店
Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
Start → PC1 41.5 km +258/-360 m 01/20 06:00 01/20 08:00 2:00 01/20 06:00 01/20 08:03 2:03

町田街道を跨ぎ、尾根幹線道路も跨いで府中街道に出れば、東京湾をまっすぐ目指していく平坦セクション。府中街道の信号峠と渋滞にストップ・アンド・ゴーを強いられ、捗々しくない進捗に早くも焦れる有様で、余裕のあるところで言えば、尾根幹走るのは2回目だなとか、そのくらい。
信号峠を加味しても出力は上がらず、1.5km巻き取るつもりのスケジュールはぴったり1.5kmハミ出して、2:03にて走破。

PC1で軽量化を済ませ、Framebagにミニあんぱんとウイダー2パックを詰めた。次セクションは76.9kmと長丁場だけれど、無停止で行くつもりだった。 うんこしてたときのtweet。ランドヌールの待ち行列が出来ないように、必死に踏ん張ってた。

4-2. PC1.セブンイレブン鶴見市場富士見町店 → PC2.ローソン三浦栄店
Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
PC1 → PC2 76.9 km +715/-683 m 01/20 08:15 01/20 11:45 3:30 01/20 08:19 01/20 12:04 3:45

川崎市横浜市横須賀市と続く信号峠に白目を剥き続ける平坦セクション。横浜市街は過去に通った経緯から信号の多いことに疑問もなかったのだけど、横須賀市周辺で次の信号に捕まり続けるのは、なかなかにストレスフルだった。
このセクションが終わるまではウインドブレーカを着たままで走ってた。去年の300kmで身体の冷えに出力を奪われた対策のつもりで着続けていたのだけど、発汗はよしとして、生地のバタつきには見直しが要るかなあとぼんやり思ってた。
これ多分、インナーを厚くするなりで解決するのが正しいんじゃねえかなあ。
なおこのセクション、ほとんどが初めて。仕事では横須賀にも足繁く通ったもんだけど、駅周辺は知っていても、いざ公道となると知らんことばかり。とくに横須賀以南の三崎市はマグロが美味しいところでしょ?乗り過ごしたことあるよ?程度の認識。
よもやこんな狂気に満ちた像をこさえてるとは知らず。

マグロ大根美味しいよ?美味しいけどさあ。 このあたりでスケジュールから少しずつ遅れて終わりそうだとは予想がついた。30.0km/hから先の出力が上がらない。心肺の消耗も著しかったからで、ホント、乗らなきゃな、と思ってた。
PC2には0.25H遅れで到着。PC1での超過を含め0.3Hの遅れ。
PC2でもミニあんぱんをFramebagに詰める。ローソンは5個入りで数が多いのよねとは、小さな発見。

4-3. PC2.ローソン三浦栄店 → PC3.ミニストップ寒川田端店
Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
PC2 → PC3 49.6 km +344/-373 m 01/20 12:00 01/20 14:30 2:30 01/20 12:26 01/20 14:44 2:18

唯一アップダウンらしきものがあるセクション。
三崎口港付近?はマグロを求めて観光客で賑わっていた。お昼どきだしね。
三崎市を過ぎて油壺のあたりで、渡し舟に乗る(主催側公認)。対岸に停泊していた渡し舟を、玄関のチャイムよろしくボタンを押して呼んで、自転車を乗せて(250円)対岸へ渡してもらえば、同行していた自走組は先に行っていた始末。
また同日、マラソン大会も開催されていて、決して乏しい起伏でない道をリズムよく走ってた。向こうがこちらを見てどう思うかは知らんけど、膝に体重の乗るような斜度を駆け下りて登ってとか、正気じゃないと思う。
三浦半島を抜けてからR134を西へ。夕暮れを思わせる西日に心も急くというのに、渋滞にハマって身動きは悪かった。

ただし。予定は上回った。まあ、信号も少なけりゃ起伏にも乏しかったわけで、もう少し成果が出てもよかったと思うけれど。
PC3でもやはりミニあんぱんを詰める。三崎口のマグロを諦めてミニあんぱんを、詰める。

4-4. PC3.ミニストップ寒川田端店 → Finish.今野製作所
Section Distance Elevation Depart(p) Arrive(p) - Depart(a) Arrive(a) -
PC3 → Finish 36.6 km +250/-152 m 01/20 14:45 01/20 16:30 1:45 01/20 14:51 01/20 16:57 2:06

伊勢原市を南北に抜けて相模原市街を巡って今野製作所へ向かう、半分はいつものセクション。
もはや脚に力が残っておらず、ペダルを踏みつけてもスッカスカで、25.0km/hを少し上回るかどうかのペースで走っていく。数人にパスされていく。集団が十分にバラけ終えた中盤以降で、誰かに抜かされるとは、ヘタりが早いという意味で、それはたいへんよろしくない。
相模原市役所のあたりで、外国人のかたに追い着く。ルートに自信が持てないらしく「道、分かりますか?」と問われて「分かるよ」と快諾。ほかの参加者に後ほど聞いたところでは、彼方此方迷ってはルートを探し、それを楽しいのだと言い、Edge810に頼りきりの身としてはなんとも羨ましい走り方をされているかただった。
いや、このEdge810、今回は一度も停まってないけど、ちょくちょく停まっちゃ役目を放棄しよんねんで?紙の地図よりロクでもないとき、あんねんで?

ほんとうに珍しく、集団でFinish。
日の落ちきる前に終われた。とはいえ、予定より0.4Hほど遅い結果。トータル1,000m登らないような平坦200kmで10.0Hを切れないのは、マズい。何より疲労困憊で全身スッカスカなのは有り得ないほどマズい。たとえばこの状態から400km走れって言われても無理だし……。

脳味噌が沸き立つ。でも楽しいよね、キャンプ。

5. あとがき

これ終わったら走らないとマジ走らないとヤベえって思い続けるだけの200kmだった。劣化を実感するってからい。
ずっと課題であったPC長っ尻は、ログを見る限りだいぶ改善された。うんこして0:16だったり、メシ食って0:20だったり。休息が不足したという実感はなかったから、これをどの距離でも維持してみて、身体への負荷がどう蓄積するかを検証するのが次の課題かなあ。